それ それそれ お祭りだ

気分がいい。
まるで躁状態だ。

現在梶井基次郎祭り~愛撫限定~の真っ祭中。
「愛撫」というのは猫はかわいいなぁ!!という話。
調べれば調べるほど面白くなる。

「梶井基次郎」という人物の面白さ。
著書だけよんでいてヒョロヒョロとして
陰気な顔の青年を想像していた。
しかし写真をみてみると、随分骨格のがっちりとした男だった。

いかつい。

荒れていた時代もあって
夜中泥酔して中華そばの屋台をひっくり返したり、
焼き芋屋の平釜に牛肉を投げ込んだりしたらしい。
すごいな…。

年とともに結核のせいで
熱が出ることの多くなるのを
非常に気の毒に思った。

とても真面目に読んでいたのだが
梶井先生の行動は時々スイッチを押す。
何のスイッチかと言ったら
ベーコンレタスというか…腐女子目線。

学生時代、桐野という美少年を一方的に愛する。
梶井は桐野を小姓のようにしていたらしい。
幾度か彼を夢に見ている。
生涯梶井の恋はプラトニックに終わる。
結核が幸せな結婚生活を諦めさせたらしい。
だが異性に抱いた恋心より、
桐原への片恋のほうが
より性欲のにおいがする、
と梶井に関する本を書いた人が言っている。
数え二十歳になっても
男だらけの旧制高校にいたらしょうがないかもしれない。

宇野千代という女性に思いを寄せていた頃、
彼女の夫(尾崎士郎)と悶着を起こす。
梶井が尾崎を「マルクスボーイ」と呼んだことからもめた。
なだめられ、その場は収まる。
三好達治(梶井の友人)の手の甲に煙草を押し付ける。
三好は黙って涙をため、歯を食いしばって耐えた。
火傷をした。

ある夜、梶井は柔道をやっていた北川という男に言う。
「首を絞めてくれ」
良い気持ちになるんだから、頼むよ、と。
北川が梶井の腹に乗り首を絞めあげた。
梶井は目をつぶり、気持ち良さげにする。
北川は下手をすると危ないと思ってやめる。
梶井はもう一遍やってくれと聞かない。
梶井は肺病のために胸が詰まるような感じがしていたらしい。
それが首を絞めてもらうと忘れられるために頼んだとのこと。

この3つのエピソードにちょっとドキドキした。

梶井の書簡集(梶井基次郎全集第3巻)も
ちらとのぞきましたが、
小説の草案が書かれていたりして面白いです。

今日の一言
「老いたピカチュウ高速移動でギックリ腰」
「六本木ヒルズのお父さん」
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by G-ran | 2006-11-15 21:38 | 雑記


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